日記・ログ
2009/08/13
【子育て日記-6】
本日、坊ちゃんのお知り合いであるお方様がいらっしゃいました。
あまり歓迎できるものではございませんが、ファントムハイヴ家の執事として最高のおもてなしでお迎え致しました。
終始楽しそうに笑われ、大変ご満足いただけたご様子で何よりです。
私の執事としての美学が彼にも伝わったのでしょう。
しかし、私の坊ちゃんに棺を勧めるなど反吐が出ますね。
坊ちゃんは最期まで私の腕の中にいらっしゃれば良いのです。
それにしても、背中の坊ちゃんの温もりがこの上もなく心地良いので、おんぶというものもそう悪くは無いのかも知れません。
その可愛らしいお口から分泌なされる体液が私の燕尾服を汚そうとも、その痕でさえ愛しいものです。 S.M
2009/08/18
【子育て日記-7】
本日はソーマ様とアグニ様が突然いらっしゃいました。
心地良さそうに午睡を楽しまれていた私の坊ちゃんを、いつの間にか抱き締めて一向に離そうとしません。
あのガキ…ゴホンッ、あの王子様にもいい加減困ったものです。
坊ちゃんも坊ちゃんです。いくら睡眠中とはいえ、私以外の者の手を握るだなんて、無防備すぎやしませんか。
まあ、今回は大目に見て差し上げますが、またソーマ様が私の坊ちゃんを横取りしようとするようならば、
きちんと躾直して差し上げる必要がございますね。
ところで、私はいつになったら坊ちゃんの頬にキスができるのでしょうか…。 S.M
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