2009/08/09
【子育て日記-4】
近頃、坊ちゃんがしきりに私の顔を見つめて何かを必死に訴えようとしていらっしゃいます。
しかしながら流石の私でもあの喃語というものを解読できそうもありません。
ただ坊ちゃんの可愛らしいお声を拝聴するのみでございます。
嗚呼、きっと私への思いを懸命に伝えようと頑張っていらっしゃるのですね…光栄です。
それなのに何故、私が顔を近づけると頭髪を物凄い力で引っ張ったり、ネクタイをこれでもかと締め付けにかかるのでしょうか。
私でなければ死んでいますよ。照れ隠しでしょうか、坊ちゃん。
そろそろ言葉を覚えてくださるかもしれませんね。
その可愛らしいお口で私の名を呼んでいただきたいものです。 S.M
2009/08/12
【子育て日記-5】
本日も坊ちゃんは私にしきりに何かを訴えているご様子でした。
先日から私の顔を見つめてくださっていると思っていたのですが、
どうやら私ではなく、私の背後の空間を見つめていらっしゃるようで…。
確かに何かただならぬ気配は感じますが、いちいち気にするほど暇ではありませんので放っておきましょう。
坊ちゃんのお姿以外、正直興味もございません。
明日は(大変迷惑なことに)客人を一人お迎えせねばなりません。
私は片時も坊ちゃんのお傍を離れるつもりもありませんので、おんぶ紐の準備でもしておくと致しましょう。
本当は常に正面から抱きしめて差し上げたいのですが…。 S.M
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